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子連れ

子連れで飛行機の過ごし方 ~ANA編~

ANAのバシネット

日常の移動で公共交通機関を使う時にも気を遣うのに、長い飛行機なんて大丈夫なの?
ずっと席に座らせておけるか不安・・・。
飛行機の中でおむつ替えとか授乳ってどうしたらいいの?
飛行機の設備やサービスにはどんなものがあるの?
初めての子連れ旅行なら特に、リピートでも年齢を追う毎に変化していく子どもの様子に心配事は出てきますよね。
ここでは、実際に乗った時、どんな設備やサービスがあるのか、ANAの体験記を基に書いていきます。
成田とホノルルを行き来しているフライングホヌではなく、B789(B787-9)の体験記になりますが、途中でフライングホヌの話も比較対象として扱っています。
B789は今でも羽田とホノルル間、時間帯によっては成田とホノルル間を飛んでいます。

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ANA B789の設備

エコノミークラスのシート幅は約40cmです。
前の座席との間隔は86cm。
以前書いたJALのSKY WIDERはシート幅が約47~48cm、前の座席との間隔は約84~86cmであることから、同じ機体でもJALの方が1人当たりのスペースは広いことがわかります。
実際に乗ってみても、7cmの違いは大きく感じました。

ANAの座席

トイレには、機体の中でもおむつ交換台が備えてある箇所と無い箇所があります。
左右対称の位置にトイレがあるのですが、右側にはおむつ交換台があって、左側にはない、といった具合です。
フライングホヌはエコノミークラスのエリアでも、「多目的ルーム」なるものがあって、そこで着替えたり授乳したりが可能なようです。

詳しくはこちら。

子連れへのサービスは?

【ベビーベッド】

ベビーベッドを設置してもらえる席があります。

ANAのバシネット
ANAのバシネット

ANAのベビーベッドの使用条件は、座席を購入しない年齢の子どもであること、
サイズ:幅85cm・奥行45cm・高さ33cm
子どもの体重:10kgまで
となっていて、出発の48時間前までに航空チケットとは別途、電話での予約が必要です。
(追加料金は無し)
上の写真のバシネットは、ANAの公式サイトに載っているバシネットとは形が違いますが、
サイズは一緒なんだろうか・・・?
少なくとも高さは低いですね。
10ヶ月の娘足を伸ばしてつま先が当たるか当たらないかくらいでした。
バシネットを貸してもらうと、専用のブランケットも併せて借りられるようです。
「エコテックス®スタンダード100クラスI」というもので、アトピー協会推薦のUCHINO マシュマロパフガーゼと同じ仕様の生地で作られているため赤ちゃんにも安心なんだとか。

詳しくはこちら。

【ベビーミール/チャイルドミール】

ベビーミールは離乳食なのですが、JALはキューピーの瓶詰めが出てくるのに対して、ANAはそれに加えて温かいお粥に離乳食のおかずがかかったようなものも出してくれます。
2歳未満の子どもが対象ですが、離乳食の内容としては離乳食中~後期の印象です。
チャイルドミールは2歳以上の、座席購入が必要になった月齢~5歳までの子ども用で、
「デコ弁」なるものを提供してくれます。
どちらも出発の24時間前までに予約することが必要です。
席が必要になってからはうっかり忘れそうなので注意。

詳しくはこちら。

そして、フライングホヌ導入後、フライングホヌでなくても、ホノルル便でベビーミールやチャイルドミールを予約した子どもにはエジソンママのANAオリジナルフォーク&スプーンのセットがもらえるとのことです。

【子連れの乗客への10のポイントページ】

ANAの公式サイトには、小さな子どもを連れて国際線に乗るときに見てくださいね、といったウェブページが存在していました。

こちら。

読んでいたら、「ミルクを作るお手伝いをします」や「保護者が1人で化粧室を利用する場合、赤ちゃんをお預かりします」と書いてありました。すごい。
実際に乗った時のことが想像できて、安心できますよね。
おもちゃも1個選ばせてもらえて、持ち帰れます。

ANAのおもちゃ

このときはトランプをいただきました。

どんな過ごし方ができる?

機内エンターテイメントにはキッズ向けコンテンツもあります。

ANAのモニター

ちょうどこの写真は「ミッキーマウスクラブハウス」を視聴中。
イヤホンは、子ども用のヘッドホンを持参しています。
(最大音量が控えめのもの)
ずーっと画面を見ているのも目が疲れてしまいますので、他には
100均のおままごとセットをちょっと持ってきたり、
シールブックにひたすらシールを貼ったり、
ハワイで買ったアルファベットカードで神経衰弱したり(意外と1歳未満でもいけます)、
ノートにお絵描きしたり、
迷路したり、
次から次へと飽きさせないようにおもちゃを繰り出して遊んでいました。
そのため、足下のバッグにはおもちゃが沢山入っている状態でした。
なかなか機内ではお散歩なんてできませんからね・・・。
2歳を過ぎて座席が必要になってから、「JET-KIDS」という、
座席とくっつけると簡易ベッドになります!といった子ども用スーツケースを買ったのですが、
これがなかなかいい働きをしてくれました。

その使用感は別の記事にまとめますが、こんなのです。

ジェットキッズ

それを購入するまでは、こんな風に寝かせていました。

ANAの座席

もしくは授乳中なら、授乳クッションの上。
お気づきの方もいたかもしれませんが、娘の背もたれには授乳クッションがあります。
これを機内持ち込み荷物に押しこんでいったことも・・・。
フライングホヌの、ANA COUCHIIが気になって調べてみたら、

  • 4列もしくは3列シートの席で、レッグレストを上げてベッドのように使える。
  • 1組あたり1セットの寝具と専用シートベルトを貸出してもらえる。
  • 座席台+αのオプションで、ハイシーズン、ローシーズンで価格が決まっている。

というのがざっくりと特徴みたいです。

我家3名なので、
3人で3席利用ならハイシーズンもローシーズンも9000円でカウチにできる。
3人で4席利用なら、ハイシーズンで52000円、ローシーズンで22000円でカウチにできる。
ということのようです。

詳しくはこちら。

シートピッチが通常のエコノミークラスより狭いようなので、
我が家ではあんまりメリットを感じないかな・・・。
子どもが2人横並びで寝られる幅のようなので、お子様2人の家族にはいいかもしれません。

まとめ

JALと比べるとちょっとコンパクトな作りのシートのANA。
ベビーミールも温かいものを出してもらえるのは他社と違って嬉しい。
子連れにはフライングホヌだと多目的ルームで着替えや授乳ができて助かりそう。