ハワイのコロナウイルス影響関連について、2つの媒体から情報収集したことをまとめていきます。
【2つの媒体】
Honolulu star advertiser
HAWAII NEWS NOW
ハワイ州におけるコロナウイルス感染者累計
5/15(日本時間5/16)最新カウント
ハワイCOVID-19統計
州全体の陽性例の合計 638
内訳
オアフ島 414
マウイ島 117
カウアイ島 21
ハワイ島 76
ハワイ州外 10
ハワイCOVID-19 陽性者の状況
死亡者 17
入院中 81
隔離解放 565
出典:ハワイ州保健省
オアフ島では5/13に3例発症しており、大人1人、子ども2人が公営住宅の1つの拡張家族(ハワイではよくある、親族が一緒に暮らしている家族のこと)に感染確認されたものです。
ハワイ時間5/15はハワイ島で1名の感染が確認されました。
ハワイで水曜日までに州および臨床研究所によって実施された38,302を超えるコロナウイルス検査のうち、わずか1.6%が陽性でした。
ハワイで感染した人々の90%以上が現在、隔離から解放されたと報告されています。
・5/13オアフで3例確認
情報参考元
・5/15最新カウント
情報参考元
6/30までステイホーム期間延長
5/14、ハワイのデイビッド・イゲ知事は、ステイホーム期間を5/30までから6/30までに延長すると発表しました。
この間、海外からの渡航者が14日間隔離されることは継続されます。
しかしながら、ショッピングモールは一定の条件下での営業を再開しております。
【リスク中程度の経済活動】
さらにリスク中程度の経済活動の再開は、従業員と顧客の安全を確保する為のガイドラインの整備と今後の感染状況次第で、6/30前に再開できるようになるかもしれないと発言しています。
下記のようなものがリスク中程度の経済活動とされています。
場内レストラン
ヘアサロン、理髪店など
【ホノルル市長の要請】
これに対し、ホノルル市長のコールドウェル氏は知事に対して以下の要請を行っており、今後内容変更の対象になるかもしれません。
・レストランの屋内ダイニングを6月5日までに
再開させること(屋外、歩道での飲食を許可した上で)
★条件:スタッフ、顧客のマスク着用
・ビーチを再開すること
(現在は散歩など「立ち止まらない、集団にならない」活動のみ許可されています。)
情報参考元(ホノルルスターアドバタイザー)
活動再開しているもの
ショッピングモール、ワイケレアウトレットの再開
5/15金曜日に再開したものは以下の通り。
・アラモアナセンター
営業時間 月~土 午前11時~午後7時
日 午後12時~午後6時
・パールリッジセンター
営業時間 月~土 午前11時~午後7時
日 午後12時~午後6時
・ロイヤルハワイアンセンター
営業時間 午前10時~午後10時まで(毎日)
・カハラモール
通常の営業時間で再開。
月 ~土 午前10時〜午後9時
日 午前10時〜午後6時
・インターナショナルマーケットプレイス
営業時間 午前11時~午後7時
※店舗とレストランにより営業時間は異なる場合あり。
・カマカナアリィ
営業時間 月~土 午前10時~午後9時
日 午前10時~午後6時
※一部店舗はクローズのままの可能性あり。
・ワイケレプレミアムアウトレット
営業時間 月~土 午前11時~午後7時
日 午後12時~午後6時
・ウィンドワードモール
営業時間 月~土 午前10時~午後9時
日 午前10時~午後6時
※個々の営業時間は異なる場合があり、一部はクローズのままになる場合あり。
HAWAII NEWS NOWではアラモアナショッピングセンターからの中継を放送しており、
350店舗の内、4分の1の店舗が営業を再開したと報じています。
メイシーズも来週の再開予定と看板が立っているようです。
人の往来はまばらに見えます。
全員がマスクを着用しているのは、マスクを着用せずに屋外に出ることは罰金の対象になるからです。
アラモアナショッピングセンターの動画はこちら
「HAWAII NEWS NOW」
ラグジュアリーロウの再開(5/15)
Luxury Row at 2100 Kalakaua Ave. in Waikikiは、シャネル、グッチ、モンクレール、ボッテガヴェネタ、サンローラン、ミュウミュウ、ゴールデングースなどの国際的なブランドを販売する3階建てのタウンハウスブティックです。
このうちの、一部の店舗が再開し、営業時間は毎日午前10時~午後10時。
その他の店舗も5月末までのオープンを目指しているようです。
情報参考元
「ホノルルスターアドバタイザー」
一部のアウトドアスポーツ、車での宗教的サービスの開始許可(5/14)
ホノルル市長は木曜日の記者会見で、一部のアウトドアスポーツとコートの制限付き使用、車での宗教的サービスを開始したと発表しました。
【許可された活動】
6フィートの物理的な距離を維持することができる、1対1のスポーツとエクササイズアクティビティ
・シングルテニス
・シングルピックルボール
・ヨガ
・太極拳等
どの活動も、マスクの着用が必須です。
1on1や、チームバスケットボールなど、6フィートのソーシャルディスタンスのガイドラインを維持するのが難しいスポーツやアクティビティは許可されません。
情報参考元
「ホノルルスターアドバタイザー」
追跡機能の問題点
現在、ハワイでは海外からの渡航者に14日間の隔離をするようにしていますが、それにも問題点が発生してきています。
- 空港からホテルへの連絡が滞り、該当客のチェックイン後に連絡が来ることがある。
→ホテルが監視する前に外出されてしまうことがある。 - ホテルのルームキーを、一度しか使えないようにしているホテルはまだ70%(外出したらルームキーが無効になり、フロントデスクに行かざるを得なくなる)
- 一部のバケーションレンタルが抜け穴になっている。
政府に協力しているバケーションレンタル企業は多数ありますが、
一部の企業は利用者に空港で「自分の家に帰る」と嘘をつかせて利用させることがあると言います。
情報参考元
「ホノルルスターアドバタイザー」
日本の旅行代理店の対応。予約はいつ?
旅行代理店は、影響を受けるものがたくさんあり、運営が難しいようです。
影響を受けるものは、
- 受け入れ先の国の受け入れ許可状況
- 日本外務省の渡航許可状況
- 航空会社の運行状況
の主に3つだそうです。
逆に言えば、この3つが揃えばツアー催行してしまう場合が、旅行代理店によってはあるので、渡航先でホテルがストライキしていても、宿泊できれば催行可能。
レストランが一部しか開いていなくても催行可能。ということになってしまいます。
よって、そのような状況下ではキャンセル料が通常通り発生します。
そして、旅行のクオリティが下がったとしても、そこには責任を負わないのが通常です。
今のところ、各旅行会社は6月末までのツアー予約ができない状態にしていますが、
この先の旅行予約を取る場合は、自分で現地の情報収集をし、キャンセル料が発生する前に自己判断をしなければなりません。
予約を取るとしても、秋以降の方がよさそうですね。
JTB6/30までのツアー中止
7月以降のツアーは決まり次第、改めてお知らせするとのこと。
H.I.S
サイトではコロナの対応に対して「現在表示される商品に関しては、閲覧、予約いただけます」とだけあり、少々わかりにくい印象です。
実際にハワイ旅行の予約画面を確認すると、6/30までの予約はできないようになっていました。
まとめ
- ハワイの感染者数は大分低くなり、回復率も90%になりましたが、ステイホーム期間は6/30までに延長になっています。
- ホノルル市長は知事に対してレストランの運営は条件付きで6/5からにしてほしいと要請中。
- ショッピングモールやラグジュアリーロウ、ワイキキアウトレットは営業再開。
でも対策ができた店舗からになるので、閉まっている店舗もあり、営業時間も異なります。 - スポーツやアクティビティも6フィートのソーシャルディスタンスがとれるものは、マスク着用必須で活動許可されました。
- 渡航者に対する隔離の問題点がいくつか発生しており、100%隔離実施ができている状態ではないとのこと。
- 旅行会社は各社で6月末までのツアー予約を取れない状態にしています。
- 今後予約を取れるようになっても、自分で渡航先の情報を収集して「行った時に期待通りのサービスが受けられそうな状態か」を確認することが必須です。
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