いよいよハワイに到着!
空港ではどんな対応が必要なのか?
旅慣れている方はご存じの流れかもしれませんが、慣れていないと「え、英語できないとダメ?」「なんか機械で入国審査してる!」など、不安に思うこともあるかもしれません。
そんな不安が少しでもなくなるように、
入国審査の流れって?
入国審査で引っかかることはあるの?
引っかかったらどこでどんなことするの?
ということを実体験を基にまとめてみました。
実体験・・・ってことはそうです、私、入国審査で別室に連れて行かれたことがあるんです。
しかも子連れで。
ダニエル・K・イノウエ空港(ホノルル空港)に到着!空港での流れは?
なんだか長い名前・・・。
以前は「ホノルル国際空港」だったのですが、2017年4月27日にこの名前に変更されました。
このダニエルさんは日系人で、オバマ前大統領の下で議員を務め、ホノルル国際空港の発展のために尽くした人なんだそう。
余談挟みましたが、空港に到着後の流れはこんな感じです。
- 駐機場からバスか徒歩で入国審査まで移動
- 入国審査
- 預入荷物を受け取る
- 税関申告書を提出して外に出る
流れはシンプルですね。
注意点は、ダニエル・K・イノウエ空港は現在長―い改修工事中で(2年以上やってる気がする)、入国審査場まで結構歩かされる場合もあります。
ハワイでの入国審査
入国審査にかかる時間
そして入国審査で結構待ちます。
特にハワイ到着時間が10時~13時はラッシュアワー!
日本だけでなく、韓国、中国の便もよくこの時間に着くので結構混んでます。
機械の導入で待ち時間は減りましたが、それでも30分くらいは待ちます。
なので、外に出るまでは飛行機が着陸してから、1時間くらいはかかると思っておいた方がいいです。
入国審査の列
入国審査場に着くと、機械と人のブースに列が分かれています。
大抵の人は機械の方に並ぶよう促されますが、子ども連れは別。
子ども連れは機械が利用できないので、必ず人手による審査に並ぶよう誘導されます。
機械だと子どもは上手く写真が撮れないからでしょうね。
入国審査で聞かれること
入国審査の順番が来たら、家族まとめて入国審査を受けられます。
パスポートと、税関申告書を審査官に渡します。
聞かれるのは大体こんなことです。
- 滞在日数
- 滞在目的(観光、で大丈夫です)
- どこに泊まるのか
- 食品は持ち込んでいるか
税関申告書に書いた内容から質問されることもあります。
当たり前ですが、税関申告書には全ての項目を正直に書いた方がいいです。
ランダムに荷物をチェックしており、そのとき申告していなかったものが書いてあると罰金の対象となります。
食品に関して厄介なのが、食品を小分けにしちゃいけない、ということ。
成分表示の無い食品はハワイの審査官がわからないものと判断すると没収されてしまうとのことです。
「卵」とか「肉」とか禁止品の漢字は覚えているようなんですね。
子連れハワイで税関申告書に書く機会が多い内容
でも税関申告書って、英語で書かなきゃいけないから食品の名前って言われても面倒ですよね・・・。
離乳食は「baby food」で通じます。
その他、持っていきそうな食品の英語を以下に書いてみましたので、税関申告書に書くときのご参考になればいいなぁと思います。
粉ミルク→baby formula
離乳食→baby food
レトルトのご飯→retort cooked rice
ふりかけ→furikake(まさかの日本語で通じるもの!)
のり→laver
お菓子→snacks
ビスケット→biscuits
麦茶→barley tea
緑茶→green tea
日本茶→Japanese tea
粉ミルクは開封済みのものは持ち込み禁止品ですので、未開封のものを持ち込む必要があります。(スティックタイプが便利)
そして「米国に残していくものの総額」なる項目も税関申告書にあるのですが、これはハワイに友達がいて、お土産を持っていく場合などに当てはまります。
総額100ドルを超すと課税されます。
入国審査では指紋と写真をとられます
そんな質問をされた後は、指紋を全指取られ、カメラで写真も撮られます。
ここは何故かいつも日本語。
「お~やゆ~び~(親指)」
「右手ぜんぶ~」
と、それまでずっと英語だったのにいきなり日本語になる審査官が多くて一瞬混乱します(笑)。
預入荷物を受け取る
入国審査が終わればいよいよハワイです!
預入荷物を受け取り、空港出口に行きます。
入国審査は時間がかかることが多いので、預入荷物がコンベアから降ろされてることも多々あります。
みんな同じ流れで荷物を受け取るので、迷うことはないと思います。
荷物の取り間違いには注意しましょう。
ダニエル・K・イノウエ(ホノルル)空港の出口
空港の出口は左右二か所に分かれており、進行方向の右手が個人用の出口、左側がツアー客用の団体出口です。
ツアーで申し込んでおり、空港からワイキキまでの送迎がある場合は左側の団体出口から出ます。
出口手前にはまたもや空港のスタッフが立っており、そのスタッフに税関申告書を渡して終了!
ようやく自由行動です!
ハワイの入国審査で別室送りになった話
そして私、入国審査で別室送りになったと冒頭でお話しました。
その時のことも少し書いてみます。
観光で数日の滞在であれば引っかかることは余程ないので、ご安心を。
私が引っかかった原因は、滞在期間の長さでした。
最初の子連れハワイだったのに、親戚の家に泊めてもらえるのをいいことに、2か月弱滞在したんです。
それを入国審査時に言ったら、審査官が隣のブースの審査官と「ねぇ、どう思う?」「うーん、どうかなー、不安なら送っとけば?」みたいなやり取りをして、別室送り。
なんだそれー!と納得いかない気持ちを胸に、連れて行かれる時スタッフに「長くかかる?」と拙い英語で聞いてみたら「そんなことないよー」とラフな感じで言われました。
子を抱っこひもに入れたまま、別室でしばし待たされます。
他にもいろんな国籍の人が別室内のカウンターでインタビューを受けている中、
「わー、何聞かれるんだろ?英語でそんな対応力あったかな自分・・・」等と不安な時間を10分程過ごしていたら、
部屋の奥のさらに別室から男性スタッフが1名、無表情でやってきて私の名前を呼びます。
子を抱っこひもに入れたまま、インタビュー開始。
- 英語できる?
- 名前は?
- どこに住んでるの?
- ハワイではどこに泊まるの?
- それは誰の家?
- その家主はアメリカ国籍?
- 何日いるの?
- なんでそんな長くいられるの?
→ここで育休の説明をするのが厄介でした。
アメリカでは産後6か月ほどで復職する人が多く、こんな1歳間近の子どもを抱えている人がまだ育休取れてるのか!?といった驚きを持たれました。
- どこで働いてるの?
- そこでどんな仕事してるの?
- いつ仕事に戻るの?
- ハワイ滞在中は何するの?
→「ジャスト リラーックス!」で何とか伝わった模様(笑)。
- いつハワイから帰るの?
- 飛行機の便は取れてる?
このような質問を10分程され、時折「ふーむ」と悩むような顔をされます。
そしてたまに同じ質問をされる。嘘ついてないってば!
その長い長い10分間の後、また座って待つように言われ、座っているとどうやら奥の別室で他の職員と相談をしている様子がうかがえます。
頼むから解放してー!と願いながら待つことさらに10分。
またもやさっき私をインタビューしたおじ様がカウンターへやってきて私を呼びます。
今度は何だー!?と構えていると、
「もういいよ、ありがとう」と一言。
何で私はここに連れて来られたの?と聞くと、
「ESTAは目的が広すぎる。長期滞在で観光以外の目的があるなら、その目的に合わせたビザを取ってもらわなきゃいけないから確認した」と言われました。
なるほどー。
私の英語力は中学生レベルなのですが、それでもインタビューをこなせました。
最初に「英語は“ちょっとだけ”話せる」と伝えたので、わかりやすい言葉を選んで話してくれたのだと思います。
なので、余程難しい目的や持ち物が無ければ、慌てず落ち着いて聞けば中学レベルで対応できる易しい質問ということです。
別室送りになった方で、50代の日本人女性がお一人でいらっしゃったのですが、通訳を希望したところ30分程待たされることになったとのこと。
私は本当に中学レベルの英単語を駆使することで終了できましたが、適当に答えてとんちんかんなことになり強制送還、というのは大変なので、不安がある方は通訳を希望した方が良いと思います。
ちなみにその女性の方は、先月シカゴに住む妹のところに長期滞在し、そこから1か月弱で日本からハワイに来たとおっしゃっていたので、短期間で何回もアメリカに入国するのもインタビューの対象になるようです。
出口に出ると、そのインタビュー分で40分程経っていました・・・。
子が泣かなかったのが唯一の救い。無事に入国できてよかったー。
空港での流れまとめ
- 入国審査、子ども連れは機械ではなく人による審査。
- 税関申告書には持ち込んでいる食品を正しく記載する。
- 10時~13時は入国審査の混雑時間。外に出るまで1~1時間半かかる。
- ツアーなどの団体出口は左、個人の出口は右。
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