ハワイのお土産にクッキーを選ぶ方も多いですよね。
折角なら美味しいものを買いたい・・・けど、クッキー屋さんが何だかいっぱいある。
一体どこがどう違うの?
自分で実際に回って見るのは面倒!
そんな方の為に、ハワイの有名クッキーメーカーの違いをまとめてみました。
ハワイで有名なクッキーってどんなものがあるの?
ハワイにはクッキーメーカーがたくさんありますが、スーパーで売っているものを外すと、メジャーなクッキーメーカーは主に3つになります。
■ザ・クッキーコーナー
■ホノルルクッキーカンパニー
■ビッグアイランドキャンディーズ
この3つのメーカーは、日本でもよく知られていて、お土産の定番と言えるものです。
日本人に人気なクッキーは?
断トツで日本人に人気なのはホノルル クッキーカンパニーです。
日本人が選ぶハワイのおすすめクッキーランキングで2018年、2019年と1位に輝いています。(111Hawaii Award)
このランキングを見るとビッグアイランドキャンディーズが2位、ザ ・クッキーコーナーが5位になってます。
定番のハワイ土産を買いたい時は、「ホノルルクッキー カンパニー」
ハワイ好きな方、年上の方に買いたいのは「ビッグアイランドキャンディーズ」
コスパ重視で選びたい時は「ザ・クッキーコーナー」でしょうか。
どれもとても美味しいので、毎回悩みます・・・。
3つのメーカーの違い
【価格帯の違い】
「ザ・クッキーコーナー」<「ホノルルクッキーカンパニー」<「ビッグアイランドキャンディーズ」
というような位置づけです。
正確に言えば、ショートブレッドタイプに限っては
「ザ・クッキーコーナー」と「ホノルルクッキーカンパニー」の1個あたりの価格差はほとんどないのですが、
その他のクッキーや、パッケージングで単価として見ると、「ザ・クッキーコーナー」の方が安く手に入るイメージが浸透しています。
と言っても、日本で買えるクッキーと比べたら高いですけどね・・・
【食感の違い】
固さで言うと、
「ビッグアイランドキャンディーズ」が一番固めでパキッとした食感。サクサク。
「ザ・クッキーコーナー」はそれに比べると、しっとり柔らかめの食感。ホロホロ。
「ホノルルクッキーカンパニー」は、その二つの間くらいです。ややサクサク寄り。
とは言っても、ビッグアイランドはバキバキで、クッキーコーナーはやわやわで・・・というほどわかりやすく違う!というレベルではありません。
但し、「ザ・クッキーコーナー」は多種多様なクッキーを販売しているので、種類によってはサクサクだったり、くにゃっと柔らかかったりします。
この辺りの違いはメーカー別に記事を書いてますので、見ていただければと思います。
【厚さの違い】
「ザ・クッキーコーナー」>「ホノルルクッキーカンパニー」>「ビッグアイランドキャンディーズ」
という感じで、「ザ・クッキーコーナー」が一番厚いです。
この違いが食感に影響しているような気もします。
【味の違い】
甘さはどこもそんなに大きくは違わない印象ですが、
「ザ・クッキーコーナー」は昔からハワイで愛されてきただけあって、味のメリハリが強めです。
ショートブレッドで見ると、クッキーは塩味を効かせ、チョコレート部分は甘い。
そのギャップが好きな人がいるくらいです。
「ホノルルクッキーカンパニー」と「ビッグアイランドキャンディーズ」は甘さも塩気も主張しすぎず、という感じで、日本人はこちらの味に慣れ親しんでいる人が多いかな、と思います。
【賞味期限の違い】
「ザ・クッキーコーナー」
種類にもよりますが、ショートブレッドクッキーは室温で1ヶ月。
でも、保存料を使用していないので、なるべく早く食べてほしいと書いてあります。
「ホノルルクッキーカンパニー」
室温で3ヶ月。
「ビッグアイランドキャンディーズ」
室温で6~8週間。
保存料を使用していない為、2週間以内に食べるのがベストだと書かれています。
【パッケージから見る高級感】
これは各メーカーの戦略が違うので、明確に違いが出ていますが、
「ザ・クッキーコーナー」はホームメイド感がウリなのでアットホームな感じ。
赤色のハイビスカス柄もポップで、かわいらしい感じですよね。
「ホノルルクッキーカンパニー」はパイナップルやハイビスカスのパッケージでキャッチーに人目を引くようにしながらも、色味は抑えてシックにしてあるので、オシャレで贈答用にもできる感じです。
「ビッグアイランドキャンディーズ」は、この中で一番高級感を重視しているのでシックでシンプルな色味。
上司に送るならここかな、と思えるようなパッケージングです。
こんな感じで違いをまとめてきましたが、
ここからは、各メーカーのウリについてささっと書いていきたいと思います。
安くてかわいい!「ザ・クッキーコーナー」
ローカルに愛されているメーカーで、この赤と白のハイビスカス柄を見たことがある方もいるのではないでしょうか?
最近では、コーディネーターとして日本でも有名なマキ・コニクソンさんを広告に起用して、日本人にも存在をアピールしています。
こちらのメーカー、1981年にダウンタウンで創業したお店で、この3店舗の中では一番最初にオアフ島で販売を開始しています。
ローカルに愛されるクッキー屋を作りたい!とハワイ育ちの2人が立ち上げただけあって、ローカルが選ぶベストクッキーに6年連続で1位に輝いた実績も持っています。
こちらのウリは、こんな感じです。
- 原料にこだわり、質の高いものを使う。
- 人口着色料や保存料などを使わない。
- 店頭ではお店で焼いた、焼きたてのクッキーを販売している。
- 幅広い価格帯の商品がある。
ホームメイド感溢れる、あったかい感じのクッキーからALOHAを感じます。
適度な価格と味で圧倒的人気!「ホノルルクッキーカンパニー」
1998年創業なのに、瞬く間に観光客に有名になったこちらのお店、
「ザ・クッキーコーナー」がオアフ島全土に出店しているのに対して、こちらはホノルル(しかもワイキキ周辺)に特化して出店しています。
しかも、有名モールやホテルに出店しているので、観光客の目に触れる機会が多く、購入しやすいんですよね。
オアフ島に「ザ・クッキーコーナー」が14店舗に対して、「ホノルルクッキーカンパニー」は11店舗。
目に入る機会の多さから、ホノルルクッキーのが出店が多いもんだと私は勘違いしていました。
なんでパイナップル型になったのか?
ハワイを象徴するものだからだと思っていたら、公式サイトには
「パイナップルは国際的なおもてなしのシンボルだ!」という理由からと書いてありました。
知らなかった-。
ここのウリはこちら。
- 単品買いや、自分の好きなフレーバーの詰め合わせができる。
- チョコレートやプレーンだけでなく、グァバやパイナップルなど、
- 14種類ものフレーバーがある。
- 季節毎に限定フレーバーを出している。
- 毎日新鮮なクッキーを焼いてお店に届けている。
- コーヒービーンやゼリーの埋め込みなど手作業の工程もいくつかある。
日本人好みの味なところがあり、お土産に買っていくと「これ美味しいよねー!」と、もう知っている人が多くいるのも特徴です。
贈り物としてのお土産ならここ!「ビッグアイランドキャンディーズ」
上記2店舗がクッキー専門なのに対して、こちらはハワイ島ヒロ発のお菓子屋さん。
扱っているのは、クッキー、チョコレート、ブラウニー、ビスコッティ、まんじゅう(!)、たまにアップルパイも見かけるくらい、幅広いラインナップです。
1977年に始まり「見栄えが良く、味が良く、他の人を喜ばせるものでなければならない」という信念のもと、作り続けられています。
こちらのウリは
- 食材は最高グレードのものだけ使用している。
- 保存料は使用していない。
- 顧客を「オハナ(家族)」としてもてなすので、無料のサンプルと無料のコーヒーをふるまう。
- 品質保持の為、生産はハワイ島ヒロの工場に限定して行われている。
- 贈り物が盛んなハワイの文化を尊重し、贈り物に適した見た目であることを大事にしている。
価格は他に比べて少し高くなりますが、贈り物という面で考えると、どこに持って行っても恥ずかしくないグレードのものだと感じます。
試食できる場所
いろいろ違いはわかったけれど、やっぱり自分で食べてみて考えたい!という方に便利な場所があります。
それがアラモアナショッピングセンター!
こちらの1Fに、上で紹介した3店舗が全部入っていて、各店舗で試食をさせてくれます。
特に「ザ・クッキーコーナー」はお店でクッキーを焼いていていい匂いを漂わせているので、思わず吸い寄せられちゃいます。
広いアラモアナショッピングセンターですが、この3店舗はお互い近くに出店しているので移動も楽々。
まとめ
- ハワイで有名な3大クッキーは「ザ・クッキーコーナー」「ホノルルクッキーカンパニー」「ビッグアイランドキャンディーズ」。
- 「ザ・クッキーコーナー」は温かみがあって、安くて可愛い。友人へのお土産に最適。
- 「ホノルルクッキーカンパニー」はその形と味から、日本での人気と知名度が高く、鉄板土産になりつつある。
- 「ビッグアイランドキャンディーズ」は贈り物にも最適な高級感。でも高すぎずいい具合。
- 3店舗を試食して決めたい場合は、アラモアナショッピングセンターだと簡単。
自分用にもいつもしっかり買ってくるこれらのクッキー、また食べたくなってきたなぁ~。
日本への配送もしてるって言うけど、送料高そう;
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