海外旅行保険、本当に必要かなぁ・・・?
でも子連れだと心配だし、入っておくか-。
とした選択は正解でした!
アメリカの医療費は日本の3~4倍くらい高く、インフルエンザの検査、薬を出してもらっただけで$400以上かかります!
こんなに支払うことになっては、他で節約していたことも台無し(×_×)
私も12月にハワイに行った時、38℃の発熱をしてドクターオンコールにかかりました。
ドクターオンコールはどんなところだったのか?
どうやってかかったのか?
日本語でも大丈夫か?
など、「いざ!」という時に気になるお話をまとめました。
ドクターオンコールって?
ドクターオンコールとは、海外旅行保険に対応しているクリニックです。
ハワイの総合病院であるストラウブ・クリニック附属なので幅広い診察科目に対応してくれます。
場所は観光客に便利なところに2カ所あります。
ヒルトンハワイアンヴィレッジ レインボーバザール2F
診察時間 午前8:00〜午後4:30(月〜金)
シェラトンワイキキ
診察時間 午前10:00〜午後8:00(年中無休)
シェラトンワイキキの方には日本語専用電話番号(808–923–9966)もあるので安心。
診察も、日本語と英語のバイリンガルスタッフがいてくれるので専門用語でも大丈夫。
このドクターオンコールは、ワイキキやアラモアナのホテルから無料で送迎してくれるサービスもあると、ホームページには紹介があります。
(詳しくは後ほど・・・)
ドクターオンコールのかかり方
かかる時に絶対に忘れちゃいけないのが、海外旅行保険証です。
これがないと、スムーズに対応が進みません。
まず、受付で海外旅行保険証を提出します。
※海外旅行保険証とは旅行保険に申し込んだときに約款と一緒に送られてくる案内です(保険に入っていることを証明できる資料)。もし出国する直前に申し込んで手元にない場合は、申込み時にメールで届いた案内を提示しましょう。
すると、名前など必要なところに記入をするように促されます。
記入が済んだら、呼ばれるまで待合室で待ちます。
呼ばれると、診察室らしき個室に案内されます。
通訳が必要か聞かれるので、「必要です!」と伝えると、そこでまた少々待つことに。
英語は日常会話が少しできましたが、医療用語とか心配すぎる!!
通訳さんのお願いは即答でした;
待っている間、4畳ほどの室内を見回すと、いろんなものが目に入ります。
手洗いシンクとか
注射針回収箱とか
バイオハザード!
取り扱い注意がわかるように赤色ですね。
日本のクリニックで赤色ってあんまり診ないかも・・・・。
しばらくすると、通訳の女性と先生が一緒に入ってこられました。
そして診察開始。
症状を聞かれ、熱を計られ、聴診器を少しあててみて、「風邪ですかね」と一言。
「水をよく飲みなさい」とな。
まぁそうなんでしょうが、その時、高齢の方と接する機会が多かったので念のためインフルエンザ検査もしてもらうことに。
大体40分くらいで検査結果が出ました。
結果は陰性でまずは一安心。
しかしこの熱がちょっと辛い。
当時授乳中の私でも飲める解熱剤はありますか?と聞いたところ、
タイレノールなら授乳中でも飲めると薦められました。
(通訳さんいて良かった〜)
タイレノールの成分はアセトアミノフェンで、効き目は穏やかですが、脳だけに作用するので胃腸障害を起こしにくいとのこと。
アセトアミノフェンは日本ではバファリンやルナにも入っています。
バファリンやルナはイブプロフェンという、痛みに即効性のある、ちょっと強めの解熱・鎮痛作用のあるものと半々くらいの割合で入っているのですが、タイレノールはアセトアミノフェンのみでイブプロフェンは入っていません。
そのため、比較的優しい解熱鎮痛剤として小児用のタイレノールなんかも販売されているほどです。
※アルコールとの相互作用で重い肝障害が出ることも報告されているようなので、服用中はアルコールは避けた方が良いです。
これはアセトアミノフェンが高用量の使用で肝臓に負担をかけることが影響しているようです。
これより弱めのものを希望される方は「regular strength」があります。
タイレノールなら、ロングスで買えるから良かったー!
というわけで、薬の処方は無く帰れました。
気になるお会計ですが、AIUの海外旅行保険のおかげで、現地での自己負担もなく、帰ることができました!
ありがたい!
今日の診察レポートを印刷した物が渡され、無事終了。
ドクターオンコールは海外旅行保険の取り扱いにも慣れていて、診察までの流れがスムーズでした。
でも、待ち時間もあったので到着から、終了まで2時間くらいかかりました。
そして日本に帰国してからも、ちょくちょくストラウブ・メディカルセンターからヘルスケアのメールマガジンが来るようになりました。
これ、日本では無いことですよね!
しかもタイトルに絵文字付の、なかなかポップなメールマガジン(笑)
この回は、ストレス管理のスペシャリストがマインドフルネスの為の簡単な習慣を教えてくれる回でした。
まとめ
今回は大人の受診でしたが、子どもが海外で発熱した!となったらちょっと焦りますよね。
そんな時に事前に現地の病院の受診の仕方を知っておくと、慌てずに済みます。
海外旅行保険も必須です。
ママの体力的にも、授乳中だったり夜泣きがあったり、時差ボケで子ども寝な〜い、なんてことが引き金で発熱もあり得なくないので、備えは万全に、旅行できると安心ですね。