日常の移動で公共交通機関を使う時にも気を遣うのに、長い飛行機なんて大丈夫なの?
ずっと席に座らせておけるか不安・・・。
飛行機の中でおむつ替えとか授乳ってどうしたらいいの?
飛行機の設備やサービスにはどんなものがあるの?
初めての子連れ旅行なら特に、リピートでも年齢を追う毎に変化していく子どもの様子に心配事は出てきますよね。
ここでは、実際に乗った時、どんな設備があってどんな広さなのか、どこの席を予約するのがいいのか等、
体験をもとにまとめていきたいと思います。
気持ちの余裕には事前の準備が大事ですからね^^
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JAL 787の特徴、子連れで気になる設備
この日乗れたのは成田→ホノルルの、787-9という機体でした。
E12か11かは詳しくないので不明です、すみません。
JAL787は新しい機体で、エコノミークラスの座席が他の機体より広かったです。
「JAL SKY SUITE 787」だったので、余計にですね。
座席が2-4-2の数で横に並んでいます。
座席の横幅が広いので、1座席分の足下の荷物置きも広いです。
横幅+5cmだそうです。5cmって大きいですよね。
その上、4列座席は足下の荷物置きが、2席分くっついていますので、
椅子の足が無い分、さらに広くて出し入れ簡単。
座席の広いSKY WIDERは、他にも767と777にある模様。
詳しくはJALのHPをご覧ください。
こちら。
この座席に座ったら、他の座席に座れなくなるくらい好きでした。
無駄が無いって最高。
前の座席との距離も、子どもをひざに乗せる場合がある子連れには大事なんですよね。
子連れに気になるトイレのおむつ替え台は・・・
まさかの三角形!
頭を広い方にして横にならせるのですが、ちょっと不安定に感じるのは私だけ?そして2歳児には小さかったので、トイレの蓋を閉めてその上に立たせて替えしまっていました;
バシネットもあります。
というか、JALの国際線は全ての路線、便にあるようです。
詳細はこちら。
JALのHP(https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/support/baby/)
バシネットとは、体重10.5kgまでの、2才未満の赤ちゃんが使える、一部の座席前につけられるベッドのことです。
2歳未満とはいえ、サイズは長さ:約72cm、幅:約30cm、深さ:約15cmなので1歳過ぎてくると足を曲げて結構窮屈なことになります。
(なので我家は授乳クッションを私のお腹に巻いてそこに子どもを寝かせていました。腕だとしんどい。)
どこの席がいいの?
これはダントツで一番後ろの席をオススメします!
独身の頃は「なるべく早く降りたい」と思って前方を予約していたものですが、子連れになるとダントツ最後尾が便利です。
理由はこちら。
- 子連れは優先搭乗できるので、最後尾まで一気に移動し、周りの人の通行を気にせず一気に荷物の準備ができる。
子連れだと、何かと準備が大変なんですよね。
離着陸時に必要なものを足下に置いて、防寒着とか出して、場合によっては授乳クッション出したり膨らませたりして・・・
そんな中で他の人の通行がある度に避けなきゃいけないとなると、さらに時間を要します。
最後尾ならそれがなくストレスフリー! - トイレがすぐ横にあるのでおむつ替えが楽。
→トイレを使いたい時間帯って、何かと皆さん重なります。
最初のシートベルト着用サインが消えた時、機内食後、着陸前に機内の電気が再度点けられた時は列ができています。
この時間を避ければいいのでしょうが、子どもの都合上そうはいかなくなる時もあります。
そんな時に席に座って空くのを待てるか、子どもを抱っこして立って並んでいるか・・・
私は楽したかったので、座って待てる方を選びました。
あとは、機体の揺れに備えてシートベルト着用サイン出しますよ!という急な事態でもすぐトイレに行けます。
親切なJALは、余程のことが無い限り、「あと10分後に出します」とか教えてもらえるので。
そして最後尾に座るメリットは着陸後にも効いてきます。
着陸してシートベルトサインが消えたら、皆さん荷物の準備をされますよね。
その時に、さっとおむつ替えをしてしまうのです!
ここで替えておけば、空港内で入国審査などで1時間かかったとしてもホテルまで替えずに済むので楽です。
荷物も無くて身軽ですし。
これは皆さんが通路に出て頭上の荷物を取り出している時でもトイレに行ける最後尾のメリットです。 - ぐずった時にちょっとだけ立たせてもらえる場所がすぐ近くにある。
→運行状況によりけりなところもありますし、事前にCAさんに断りを入れた方が安心ですが、
あやすために立って抱っこしたい時、このスペースをお借りすることが多々あります。
どんな食事が出てくるの?
飛行機に乗るときは2歳以上から座席が必要となりますが、座席を購入しない2歳未満の子どもにも事前予約をすれば機内食を提供してもらえます。
- 0~8ヶ月までの子ども用(離乳食の瓶が2つとエプロンがポーチに入って提供されます。)
- 9ヶ月~2歳未満の子ども用の幼児食(正直、10ヶ月の我が子にはまだちょっと早かった)
- 2歳~12歳未満の子ども用のチャイルドミール(がっつりお子様ランチ!)
の3種類に分かれています。
詳しくはこちら(https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/support/baby/)
2019年4月 成田→ホノルルの2歳以上のチャイルドミールはこんな感じでした。
2019年10月 成田→ホノルルの2歳以上のチャイルドミールはこちら。
キリン・・・?
オムライスの右にはハッシュドビーフのような味がしっかりついたもの(2歳児にこれは濃かった)
左側にあるのは唐揚げとクリームコロッケだったかな・・・
前菜は串にささった生キュウリとウインナー、その後ろにははんぺん、マカロニサラダ。
その隣のコーナーの、袋に入った丸いものはチーズでした。
2歳未満で座席を利用しないお子様の機内食の予約はくれぐれもお忘れ無く。
持ち込みもできるので、月齢が食事内容に合わないと感じる場合は自分で用意することもできます。
ホノルル→成田の離乳食で出たGerberは食べられず、ホノルル発の便の機内食は食べ慣れたものを用意しておく方がいいかもしれません。
どんな過ごし方ができる?
機内エンターテイメントにはキッズ向けコンテンツもあります。
ディズニーの神経衰弱ゲームだったり、配管をつないで水漏れを直すゲームだったり、3種類くらいあったと思います。
(娘は思いっきりコツコツ画面を突いてしまって前の方にご迷惑になりそうだったので強制終了;)
あとは、映画を見られる年齢の子であれば、アンパンマン、ドラえもん、ディズニー映画など沢山用意されています。
我家は娘の好きな動画をiPadに入れて、それを見させている時間もありました。
ずーっと画面を見ているのも目が疲れてしまいますので、他には
100均のおままごとセットをちょっと持ってきたり、
シールブックにひたすらシールを貼ったり、
ハワイで買ったアルファベットカードで神経衰弱したり(意外と1歳未満でもいけます)、
ノートにお絵描きしたり、
迷路したり、
次から次へと飽きさせないようにおもちゃを繰り出して遊んでいました。
そのため、足下のバッグにはおもちゃが沢山入っている状態でした。
なかなか機内ではお散歩なんてできませんからね・・・。
2歳を過ぎて座席が必要になってから、「JET-KIDS」という、
座席とくっつけると簡易ベッドになります!といった子ども用スーツケースを買ったのですが、
これがなかなかいい働きをしてくれました。
その使用感は別の記事にまとめますが、こんなのです。
まとめ
JALのSKY WIDERは座席が広くて子連れにも助かる!
座席は最後尾の座席が子連れにはメリットが多くおすすめ。
子どもの機内食は離乳食、幼児食、お子様ランチと分かれており、2歳未満の子どもの機内食は事前予約を忘れずに。
飛行機の中では歩かせなくても済むように、お気に入りのおもちゃを複数用意しておくことがおすすめ。
機内エンターテイメントも使える!