ハワイらしい山を見ることのできるクアロアランチは、観光客に人気のスポットです。
クアロアランチでは、様々なオプショナルツアーが用意されていて、興味のあるものを選ぶことができます。
映画ロケ地ツアー、ファームテーブル、バギーなど、開放的な場所で楽しむツアーはどれを選ぼうか迷います。
その中でも人気の乗馬。
どんな様子なの?
本当に安全なの?
乗馬したことがなくても大丈夫なの?
など、体験してみないとわからないことをまとめてみました。
クアロアランチって何?
クアロアランチとは、オアフ島の北東部、カイルアのやや北にある牧場です。

クアロアとは、「長い背中」という意味。
トカゲの背中に似ているハワイらしい山、コオラウ山脈の麓にある牧場なので、その名がついたようです。
人気撮影スポット!
クアロアランチには4000エーカーもある広大な自然が広がっており、映画のロケ地としてもよく使われています。
特に、ジュラシックパークやゴジラは、クアロアランチでロケを行ったことで有名です。

こちら、ゴジラの足跡だそう。

こちらが有名なジュラシックパークで主人公たちが恐竜から逃げる時に隠れた木です。
クアロアランチの場所と営業時間
場所
住所:49-560 Kamehameha Hwy. Kaneohe
営業時間
営業時間: 7:30-18:00
カフェテリア: 7:30-16:30
営業日
営業日: 毎日(クリスマス、元旦を除く)
どんなツアーがあるの?
広大な自然を活かしたアクティビティツアーは全部で11あります(2020.6現在)。
乗馬ツアー
10歳以上の人が参加できる、1時間のツアーです。
クアロアランチのトレイルを馬に乗って散歩します。
チャイナマンズハットの見えるカネオヘ湾なども見ることができます。
映画ロケ地ツアー
12歳以下は大人同伴が参加条件。
90分で、ハリウッド映画やHawaii Five-O などの人気TVドラマのロケ地をバスで巡るツアーです。
実際に車外に出て写真を撮ることもできます。
プレミア映画ロケ地ツアー
7歳以上参加可能。12歳以下は大人の同伴が必須です。
こちらは映画ロケ地ツアーより散策時間が長めにとってある2.5時間のツアーです。
映画好きの方には、1.5時間じゃ足りないと思いますので、ロケ地をしっかり堪能できるこちらがオススメです。
ジャングルエクスペディションツアー
こちらは、バスではなく、トラックの荷台に4名×4台の座席と屋根を設置した「特別仕様車」で1.5時間かけて牧場内を巡るツアーです。
映画に興味がないけど、ハワイの自然を楽しみたい人にオススメです。
ジュラシックパークのロケ地だけは寄るようなので、クアロアランチの一押しスポットもちゃんと入っていていいですよね。
オーシャンボヤージツアー
「カタマラン(双胴船)」に乗って、1.5時間のクルージング!
クアロアランチを海から眺めることができます。
珊瑚礁エリアではウミガメに遭遇することもある、とHPには書いてあります。
テイスト・オブ・クアロア・ファームツアー
トロリーに乗って、クアロアランチで育てられている農作物を1.5時間で見て回れるツアーです。
地産地消の意識がハワイのレストランでも広まっている中、実際に育てられている様子を目にするのもいいですよね。
途中、実際に試食することもできるようです。
子どもと一緒に巡りたいな~。
シークレットアイランドツアー
クアロアランチが所有する、プライベートビーチで自由に3時間過ごせるものです。
手つかずの自然を体験できるのがウリですが、その中にも椰子の木にはハンモックが設置してあったり、カヤックやカヌー、SUPの貸出もツアー料金に含まれています。
もちろん、シャワーとトイレは完備。
ワイキキビーチより、頭で思い描いたハワイのビーチにより近いビーチかもしれません。
カヤックツアー
カヤックに乗って、モコリイ島(チャイナマンズ・ハット)やシークレットアイランドを英語のガイド付きで2時間かけて回るツアーです。
サンドバーに立ち寄って遊んだり、高確率でウミガメに会えるスポットへも立ち寄るよう。
他にも、タロイモ畑が全面に広がるビーチへ行くなど、自然を体感したい人にオススメのツアーです。
ジップラインツアー
ジップラインとは、木と木の間に張られたワイヤーを滑車で滑り降りるアクティビティ。
クアロアランチでは、広大な敷地を活かして、長ーいジップラインを体験できます。
しかもコースも7コースあり、2.5~3時間かけて回りきります。
スリリングなアクティビティなので、参加条件は他よりもちょっと厳しめです。
【参加条件】
- 7歳以上、身長142㎝以上203cm以下かつ、体重32㎏以上127㎏以下で健康であること。
- 妊娠中、飲酒後、小学生以下だけでは参加不可。
- サンダル、ヒールなど危険と判断された靴や、スカートでの参加は不可。
Eマウンテンバイクツアー
オフロード用の電動アシスト付きマウンテンバイクで、クアロアランチ内を駆け抜けるツアーです。
映画ロケ地ツアーの自転車版。
ラプターツアー
ラプター(6人乗りの4WD)でガイドに先導されながら、クアロアランチを駆け抜けるツアーです。
四輪バギーツアーは本人が運転できないと参加できませんが、こちらならば運転できない人でも参加できます。
スタート前にテスト走行して、安全に運転できないと判断された場合は、スタッフが運転手になります。
雨天決行、深い水たまりもジャブジャブ水しぶきを上げて走行するので、汚れてもいい洋服で、両手の自由がきく鞄のみ持ち込み可です。
所要時間は1時間、2時間、ランチ込み2.5時間と選べます。
【参加条件】
- 運転手は21歳以上、同乗者は5歳以上であること。
- 1台につき最小2名、最大6名まで乗車可能。
- 妊娠中、飲酒後は運転手でなくとも参加不可。
- 体に障害のある方は事前に相談を。
大体が1.5時間のツアーになっていて、いくつかのツアーが組み合わさっているお得なパッケージプランもあります。
詳しくはこちら。
今は4輪バギーツアーはないんですね・・・。

クアロアランチは今やっているの?
2020年5月31日までハワイ州指示に基づき、休園していたクアロアランチ。
6月1日からソフトオープンしています。
ソフトオープン期間中はハワイ在住者、軍人、ハワイ州で必要な検疫を受け終わった訪問者のみ入園を認められていて、在住証明や旅行検疫証明の確認が必須です。
他にも、入園には検温、マスク着用、追跡システムとしての住所、連絡先などの記入が義務づけられています。
ツアーの種類も以下の種類に限定して行われています。
- 映画ロケ地ツアー
- ジャングルエクスペディション
- 乗馬ツアー(2時間)
- ラプターツアー(2時間)
- ジップライン
6/8~7/31は、ハワイ在住者向けに、各種ツアーの40%OFFキャンペーンを実施しています。
乗馬は初心者でも楽しめる?
馬に乗って広大な土地を散歩するなんて、なんと気持ちよさそうな!
でも、安全に楽しめるんだろうか?と不安に思う方もいますよね。
そんな方に、安心ポイントや見所、注意した方がいいことを、クアロアランチの乗馬ツアーに実際に参加して感じた内容を中心にお伝えしていきます。
乗馬時の服装
暑いので、長袖長ズボン!とまでは言いませんが、足はジーパンのような長ズボンがオススメです。
何故なら、蚊がいます!
そしてウエスタンスタイルの乗馬なので革製の鞍が複数のパーツからできており、結構ごてごてしています。
なので、擦れて痛くなってもいけないので長ズボンがオススメというわけです。
どんな馬?
馬小屋から順番に出てくる馬たちは、性格も様々でした。
おっとりした子もいれば、どんどん歩く子もいます。

ここから出てきます。
私がその時縁のあった馬は、やたらと草を食べる馬!!!
歩いている途中に何度も何度も草を食べたがります。
進んでくれー!と困る度に、横にガイドが馬に乗ったままやってきて、歩くのを促してくれていました。
やれやれ。
どんな道を歩くの?
牧場内の、そこそこ整備された砂利道や土の道、坂道などを進んで行きます。
登り坂は左手を見るとガードレールもない崖になっていて驚きましたが、道幅はそこそこあるので安心です。
乗っている馬が崖の方の道の端にある草を食べたがった時はさすがに怖かったですが、それでもガイドがちゃんと見ていてくれるので大丈夫でした。

沢山の参加者が1列になって、ぞろぞろのんびり進みます。
安心ポイント
- ガイドが複数人、馬に乗って様子を見守ってくれます。
- 馬はのんびりのんびり歩くので、振られることがそんなにありません。
- 覚える合図はたった3つ。
「進め!」の胴を足で軽く蹴ること、「止まれ!」の手綱を引くこと、「曲がる方向はこっち!」の片側の手綱を引くことです。
乗馬ツアーオススメポイント
- 馬の背中に揺られてのんびり牧場内を歩くと、目線の高さもいつもより高くなって絶景をより楽しめます。
- 日本ではなかなか体験できない、広ーい牧草地の乗馬をトレーニングなく体験できる。
→いきなり実践なのね!とびっくりするほど(笑)


広い草原を抜けるとチャイナマンズ・ハットが見えました。
注意ポイント
- 無用に怖がらない。
心配性な私の心が伝わるのか、私の馬は他の子よりもよく止まり草を食べました(笑) - 写真を撮りたいならばスマホはネックストラップへ
落とすと厄介です。 - 足は長ズボンで。
まとめ
- クアロアランチは4000エーカーもある広大な敷地に、ハワイの自然が広がっている癒やしスポットです。
- 好みの過ごし方ができるよう、アクティブ~のんびりまで、様々なアクティビティが用意されています。
- 乗馬は複数のガイドと一緒にのんびり進むので、初心者でも安心して乗ることができました。
- 無用に怖がらずに、リラックスした気持ちで馬に慣れようとするのがポイントのようです。
- 注意点としては、服装は長ズボンで、スマホはネックストラップか小さなショルダーバッグに(ポケットはNG)。