ハワイでシュノーケリングをしたい!
子どもが乳幼児のうちは一緒に潜るのは難しいかもしれませんが、早ければ幼稚園、小学生になればシュノーケリングも可能になってきますよね。
そんな時、ハワイの海ならどこでもシュノーケリングが楽しめるかというと、実はそうではありません。
ハワイの海の中でもシュノーケリングスポットとして1番おすすめなハナウマベイについて、今日はご紹介していきます。
ハナウマベイの場所と営業時間、入場料
場所
ハナウマベイはオアフ島の南東部にあり、ワイキキから行くと、ダイヤモンドヘッドを過ぎて、カハラを過ぎて、ハワイカイというエリアの方にあります。
開放時間
夏季:6:00~19:00
冬季:6:00~18:00
休業日:毎週火曜日
海を休ませる為に毎週火曜日はお休みなんだそうです。
入場料
・13歳以上の観光客 $7.5
・12歳以下の観光客 無料
クレジットカードも使用できます。
ハナウマベイへの行き方
レンタカー
駐車場は200台強停められますが、ローカルにも人気なので特に土日は8:00には埋まってしまいます。
朝一を逃した場合は入れ替わりの昼過ぎを狙って行ってみてください。
駐車場は駐車時間に関係なく、1回$1で駐車することができます。
駐車場はビーチから少し離れているので、車上荒らしにも注意が必要です。
所要時間はワイキキの中心地からH1を使って、およそ30分です。
TheBus
ハワイの市営バスです。
どこまで行っても1回の乗車で$2.75です。
往復で乗る場合は1デイパスがおすすめです。
特に、ハナウマベイから帰りにダイヤモンドヘッドやワイキキ散策を楽しみたいなら途中下車するので1デイパスがおすすめです。
22番の、行き先にはわかりやすく「22 The Beach Bus」と書かれているバスに乗ります。
このバス、結構混むことで有名です。
なぜなら、終点はシーライフパーク、そこに行くまでにもダイヤモンドヘッドやカハラモール、サンディービーチなど、観光客に人気なスポットの近くに行ってくれるバスだからです。
よって、始発点からの乗車をおすすめします!
始発点は、「ホテル・ラ・クロワ・ワイキキ(旧ワイキキ・ゲートウェイ・ホテル)」前のバス停です。
所要時間は、バスストップが多いので車の2倍、およそ40分です。
とはいっても、バスの乗車率が高い時、渋滞している時はかなり時間がかかります。1時間以上かかることもあります。
The Busを交通手段として使用する場合は、時間に余裕を持ったスケジュールにした方が良いです。
行きは始発点から乗れたとして、帰りは時間帯によってはとても混んでいて乗車させてもらえない場合があるからです。
バスの本数自体も1時間に2本ともともと少ない為、酷いときは1時間ほど待つことがあります。
ワイキキトロリーは使えません!
ピンクラインは有名ですが、実はブルーラインなんていうルートもあって、ハナウマベイにも停まってくれます。
しかし、1日3便しかない上に、周遊観光が目的のラインなので、ハナウマベイで降りて、次のブルーラインまでハナウマベイで遊ぶ、ということは禁止されているとのこと(ワイキキトロリー公式サイトによる)。
タクシー
タクシーだと所要時間はレンタカーと同じく20分くらいですが、片道$50くらいになってしまうかと思います。
加えて注意が必要なのは帰りです。
電話等で呼び出せるなら良いのですが、ハナウマ湾で待機しているタクシーは見かけません。帰りの方法を考えておきましょう。
「ハナウマベイってどんなところ?」
ハナウマベイとは、元々は火山の噴火口だった場所が、波の浸食などで湾になったという歴史を持つビーチです。
湾なので波は比較的穏やかで、サンゴが浅瀬に広がっています。
サンゴが沢山生息しているので、魚も数多くの種類を見ることができ、ウミガメに遭遇することもあります。
ハナウマベイで禁止されていること
多くの魚やサンゴ、自然環境を守るために、ハナウマベイは「自然保護地区」になっており、訪れる人たちには他のビーチよりも守るべきマナーが厳しく課せられています。
- 飲酒(ビーチだけでなく、園内全域で禁止です)
→持ち込んだ食べ物をビーチで食べることはOKです。 - 駐車場・ピクニックエリア以外での喫煙
- ボートの使用
- 釣り
- 魚だけでなく、周辺動物にエサをあげること
- 水溶性のサンオイルや日焼け止めを使うこと
- ハナウマベイにある自然動植物を持ち帰ること(砂や貝もです)
- 海の中での砂場以外のところに立つこと・歩くこと・座ること・触ること
→特にサンゴの上に乗らないで!!と強くお願いされます。 - フィン(足ひれ)で海底の砂を舞い上げること
- 魚などの動植物に触ること
- トイレ以外で用を足すこと
- 簡易テントを張ること
簡易テントを張れないのも、乳幼児連れには辛いところ。日射しの対策をしっかりしていく必要があります。
これらのルールをしっかり守ってもらう為に、入園前には全員、10分程度のビデオを見ます。
ビデオの内容は、ハナウマベイの成り立ちや、
自然保護をしなくてはいけない意味、
ハナウマベイで守るべきルールについてです。
映像はシアターで多くの人が一斉に見られるようになっています。
英語の映像ですが、日本語で聴けるイヤホンを貸してもらえ、
映像に連動して日本語で解説してくれるので不便はありません。
1年に複数回ハナウマベイを訪れる予定のある人は、
上映後に、前の方でスタッフの方が持っている用紙に氏名などを記入すれば、1年間登録しておいてもらえ、次回の来訪時にはビデオを見る必要がなくなります。
このような努力で守られている海では、水族館のような美しい魚達の様子を見ることができますよ!
オアフ島の中でシュノーケリングを楽しむなら、ハナウマベイが1番だと思います。
ハナウマベイにある設備
・トラム
→駐車場からビーチまでは、驚くような傾斜の坂道を降りていく必要があります。行きの下りはいいのですが、帰りは辛い・・・となった時に頼れるトラム。
片道$1.25で乗ることができます。
・コインロッカー(小$10、大$12)
→出し入れ自由です。
・売店(軽食やドリンク、土産物の販売)
→ビーチの上にあるので最初に買わないと坂を上ることに・・・。
・トイレ
・更衣室
・シャワー
・インフォメーションセンター
シュノーケリングセットのレンタル
- フルマスク+フィン(ゴムを加えなくて良いものです)$40
- ゴーグル+シュノーケル+フィン$20
($3追加でゴーグルを度付きに変更可能) - ゴーグル+シュノーケル$12
- フィン$9
- 新品のマウスピース$4
新品のマウスピースがあるのは嬉しい。
でも、「ターゲットで買った方が安いのでは?」と思い調べてみました。
そうしたら・・・シュノーケリングのフルセットは$66ほど。
フィン無しのゴーグルとシュノーケルのセットも$20~40でした。
ウォルマートやロングスでは$15未満でゴーグルとシュノーケルのセットが買えるという話も聞きますので、それを見つけたらレンタルより安く済みますね。
レンタル品は16:45までに返却する必要がありますのでご注意を!
そして、レンタル料金の他に保証金として$50が必要です。
(保証金なので、返却時に返ってきます)
ハナウマベイに行く方法や時間でベストなのは?
それはレンタカーで朝8:00までに入ること!です。
バスだと乗車時間が長い上に、帰りのバスが混みすぎて乗車拒否があったりで時間が読めないので、ちょっとストレスがかかるところです。
でもタクシーは高い。
そうなった時に、ハナウマベイのオプショナルツアーを提供している会社がいくつかあるので、
それを予約するのも手かもしれません。
VELTRAという現地オプショナルツアーを扱う会社のHPには、
午前中だけのコースでハナウマベイ滞在3時間弱、
シュノーケリングセットレンタル付で$28なんていうのもありました。
VELTRAのツアーはこちら。
オススメの時間が朝の8:00までに入ること、なのは、
昼過ぎになると暑くなるだけでなく、
風が出てきて波が出てきたり、それによって砂が巻き上がったりして視界不良になることがあるからです。
そして干潮時が最高です。
潮の流れ的に、波が岩礁で遮られるので水中の透明度が高くなります。
潮の満ち引きは、ビジターセンターの横に掲示してあるホワイトボードでその日の情報を確認できるようになっています。
午前中にハナウマベイ、午後はカハラモールやココヘッド、ブローホールなど、別の観光スポットに行くのもいいかもしれませんね。
シュノーケリングするならどの位置がベスト?
坂道を下って左側が実はシュノーケリングのオススメスポットです。
サンゴが多いので沢山の魚が見られる上に、ビーチは砂状で座りやすくなっています。
ウミガメに遭遇する可能性が高いのも、この左側です。(ちょっと奥の方ですが)
こちら側は、波打ち際を左に進んでいくのですが、水深は1m程度な上に、
海流の影響で水中の透明度が比較的高いです。
そして人も少なめ。
穴場っぽい感じです。
岩礁で守られていつつも、サンゴや岩礁が全く無いエリアがあります。
それが「キーホール」です。
ここは波が少ない上に魚が多いので初心者向けとされています。
ハナウマベイ中心にもサンゴが少ない場所があるのですが、
そこは離岸流が強く沖にあっという間に流されてしまうところですので、
間違えないようにしてください。
(ビーチにカラーコーンと看板があり、「ここは潮が強いから危険!」とちゃんと書いてあります)
ハナウマベイでの注意点
満潮で波の高い時は潮の流れですぐ沖に引っ張られる。
ハナウマベイは中心の辺りがサンゴのないエリアになっていますが、
子どもや初心者に優しい「キーホール」と間違えないようにしてください。
潮が強くて危険な場所は、入場前のビデオや、砂浜の看板、カラーコーンで知らせてくれていますが、シュノーケリングに夢中になっている内にその場所へ流れていかないように気をつける必要があります。
特に、満潮で波の高い時は、離岸流が強烈になるようです。
一気に沖へ引っ張られてしまうので、岩礁を超えてくるような波があるときは、中心を避けるだけでなく、左右のなるべく波打ち際に近い場所にいた方が良いです。
初心者は特に、慣れていない人も岩礁より沖には行かない。
岩礁より沖は潮の流れが違います。
岩礁が波や潮から守ってくれている部分もあるので、岩礁より手前と奥では全く環境が異なるのです。岩礁の外は、離岸流も強いのでなかなか砂浜に戻ってくることができません。
ライフセーバーもいてくれますが、ハナウマベイでは観光客が溺れて命を落とすこともあります。
よほどシュノーケリングに慣れている人以外は、波打ち際から楽しむ方が安全です。
サンゴや岩礁は結構鋭利。
魚がたくさん見られるのはサンゴの近く。
そう思ってサンゴの近くに行くと、浮遊しているだけでも足や手がサンゴや岩礁に当たってしまうこともあります。
お子さんは特に、マリンシューズなどを履いて足を守れるといいかと思います。
軍手も役立つ、なんて話もあります。
噛みつく魚がいる!?
ハナウマベイには体長30cmくらいの比較的大きな魚もいるのですが、
うちのパパはその黒くて大きい、四角っぽい魚にガジっと噛まれました;
噛まれたといっても、
「膝のあたりに赤い点が2カ所、1cmくらいの間隔を開けてついているなぁ」といった見た目なのですが、
「痛かったわぁ~」といって驚いて急いで砂浜に引き上げてきました(笑)
置き引き、車上荒らしに注意。
管理されているビーチとはいえ、駐車場は目の届かないところにありますし、砂浜でも荷物だけ残して無人にするのは不用心。
貴重品は最小限にし、常に身につけていた方が良いです。
まとめ
ハナウマベイは、自然保護区として守られている湾で、シュノーケリングのベストスポット。
自然保護区なので、来訪者が守るべきルールは他のビーチよりも厳しく、入場料も必要です。
その分、水族館のような色鮮やかな魚達にたくさん出会うことができます。
ハナウマベイへのアクセスには、レンタカーかオプショナルツアーがベスト。
ハナウマベイで初心者でも楽しみやすいエリアは、湾の左側にある「キーホール」。
ハナウマベイは、1つの湾の中でも離岸流の強い場所があり、あっという間に沖に流されてしまうので、シュノーケリングに夢中になりすぎて離岸流のエリアに近づかないように注意が必要です。
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