子連れ旅行は何かと荷物が多いもの。
その負担を少しでも減らしたいけど、海外旅行じゃ現地で買えるものとそうじゃないものの予想がつきにくい。
実際に子連れでハワイに行った時、目で見て(時には使ってみて)現地調達でも良さそう!と感じたもの、これは日本のものの方がいいなぁ、と感じたものを両方お伝えします。
心配性の私の意見なので、現地調達品に求めるレベルは厳しめです(笑)
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【飲み物】
我が家は娘が9か月の最初の旅行の時、2か月の滞在ということもあってベビー麦茶を21パック(125ml)と6本(500ml)持って行きましたが、重すぎる!!
現地調達だと、水が合うか心配だったり、味が合うか心配だったりして、日本から持って行く量がついつい増えてしまったのです。
現地で使ってみて、実際に娘にフィットしたものはこれらです。
水
この「メネフネウォーター」は「蒸留水」なので、ミネラルウォーターが飲めない赤ちゃんも飲めます。ミルク作りにもおすすめ。
ジュース
ジュースが飲めるようになったお子さんにはこちら。
100%ジュースでは強すぎる、という場合、このジュースは水で薄めているので安心。
しかもオーガニックの果実を使っているとのこと。
100%ジュースもミニッツメイドがよくペットボトルで売っています。
(100%オレンジジュースは乳幼児に飲ませると刺激が強すぎて下痢することがあるのでご注意を!)
【スナック類】
かさばるお菓子も、アメリカのお菓子といえばすごい色!味濃い!というイメージで、頑張って日本から持っていっていました。
でも蓋を開けてみると、添加物にも、原材料にも気を遣った商品がたくさん!
中でもお薦めなのが、Gerber(ガーバー)のシリアルスナック。
薄味ですが甘みもあって、サクサクした触感が楽しい様子。
娘はお気に入りになり、お土産としても買って帰りました。
砂糖が嫌、という方にはこちら。
Cheerios(チリオス)。
アメリカの小児科医も勧めることがあるというこのシリアルは、栄養バランスが良く、指でつまむことで脳の発達を促すと言われています。
こちらは砂糖不使用で、自然な麦の味がします。
大人が食べると蜂蜜でもかけたくなってしまう味ですが、娘はパクパク食べていました。
チリオスは、他にも蜂蜜がかかったものやカラフルなもの等、種類が豊富ですが、乳幼児にはこのナチュラルなものがお薦めです。
他にも、チーズ味のスナック菓子や、ゼリー等、オーガニックだったり薄味だったりと子どもに優しいものがたくさん売っていますので、お菓子は最低限(飛行機の中用だけ)で良さそうです。
【砂場用おもちゃ】
日本でさほど砂遊びをしていなかった我が子には、TJMaxxで砂場セットを購入しました。
こちら7.5ドル。
今は100円均一でも買えるので、意見が分かれるところかと思いますが、こちらの砂遊びセット、作りがしっかりしています。
TJMaxxはディスカウントショップなので、通常は7.5ドル以上の価格で売っているものだからかと思います。
色使いも可愛くて母子共にお気に入り。
他にもTJMaxxでは、ディスカウントのおもちゃや絵本がたくさんありますよ。
詳しくは今度、TJMaxxの記事でご紹介します。
【おしりふき】
アメリカのおしりふきには便利な蓋がついています。
ただし大きい。
日本のコンパクトサイズは売っていない模様です。
サイズ感としては、日本で売っている「家で使うサイズ」のおしりふき大。
ロングスという薬局や、スーパーで売っています。
ロングスでセールをしている時を除くとターゲットというスーパーが一番安いです。
お値段1つ2ドル弱。
こちらも日本からは機内で使うだけの最低限の量だけ持って行き、足りなければ現地調達していました。
どれも厚手で使いやすく、オーガニックや純水のみ等、様々な特徴がありますが、パッケージの可愛さと安さで我が家はパンパースがお気に入り。
アメリカのおむつ事情は下の方(日本から持って行った方が良いもの)で書いていますが、日本から必要量を持ち込んだ方がいいです。
【ベビーシャンプー】
「小分けで持って行くわ~」という方には不要かもしれませんが、ハワイにもお薦めのベビーシャンプーがあるのです。
この「オーネスト」というブランド。
全身洗えるのと、保湿にも気を配った商品なので我が家のお気に入りです。
2歳半になった今でも愛用中。
フタル酸エステル類、パラベン類、染料、合成香料、ホルムアルデヒド供与体、SLS / SLESなどを一切含まないとのこと。
オレンジバニラの香りも甘すぎずGOOD!
泡立ちが良く、流す時も残りにくく扱いやすいです。
ターゲットやノードストローム、ホールフーズ・マーケットなどで295mlサイズが10ドル弱で販売していますが、たくさん安く買いたいという方はコストコがお薦めです。
こんな量で売っています。
500ml×2本で23ドル。わぉ。
愛用中の我が家には助かるサイズと価格です。
【除菌シート】
こちらはハワイでも手に入りますが、アルコール除菌をお探しなら、このアルコールジェルが便利です。
「手ピカジェル」みたいなものです。
ロングスで販売中。
サイズも様々で、トラベルサイズから家庭用ポンプサイズまで。
機内持ち込みを考えたらトラベルサイズがいいですね。
ハワイ土産で有名な「バス&ボディワークス」でも売っていますが、そこのものは匂いが強く、手にしばらく残るのと、ロングスより高いので幼児が使う現地調達品としてはお薦めしません。
【乳幼児用洗剤】
短期間の旅行であれば、日本から小分けにして持って行くのがいいかと思いますが、乳幼児用の洗剤はドン・キホーテでも取り扱いがあります。
少し大きいので長期滞在なら、という範囲ですが・・・。
2.現地調達はやめた方がいいと感じたもの
【ベビーカー】
「安く売ってるので現地で調達して、ハワイに捨ててくる」といった情報もあり、我が家は少し迷いました。
でも日本から愛用品を持って行ってよかった!
特に0歳、1歳はベビーカー上で昼寝することもよくあったので、大きめの幌が必須。
ハワイで売っている安いベビーカーは、非常にコンパクトになりますが、その分日除けになる部分が少ない印象。
幌もある一定の角度の日差ししか遮りません、といった状態です。
そして私がアンブレラタイプ(縦に畳むタイプ)の運搬があまり得意でなかったので、購入はしませんでした。
2歳くらいになって、歩くのに疲れた時だけ乗せるとか、「セカンドベビーカー」をハワイで買っちゃおうかな、くらいだったら現地調達してもいいかもしれません。
ウォルマートでは17ドルくらい、ターゲットではディズニー等のキャラクター付のものが30ドル以下で買えます。
ちなみに、ベビーカーは預け荷物の数としてカウントされないので、そこは安心して大丈夫です。
純粋に「荷物として、かさ張るかどうか」だけが考えるべきポイント。
我が家は「PATTAN」というピジョンのAB両型のベビーカーを0歳~2歳の今でも使用しており、ハワイにも毎度持って行っています。
4.7㎏という重量と畳んだ時の形(スーツケースみたいに転がせるし、肩からかけても無理なく歩ける)が何とも便利で、旅行時も苦になりません。
持って行く労力よりもハワイでのメリットの方が大きいので持って行っています。
ベビーカーは楽天ラウンジでもレンタルできますが、ごく少数しか在庫がなく、在庫切れの場合が多いのであまり期待しない方が良いです。
【おむつ】
日本の紙おむつを使っていると、ハワイ(アメリカ)のおむつは「高いのに質が良くないじゃないか!」と正直感じてしまうレベルです。
日本だとムーニーが1300円くらいで売っていますが、あの量を10ドルちょっとで売っているおむつのメーカーはまずありません。
そして慣れないおむつはかぶれの心配もあるので毎回必要量持って行っています。
下痢した時のことも考えて少しだけ多めに。
4泊6日で44枚入り1パック入れてしまいます。
いつもちょっとだけ余りますが、その余りがいざという時のストックと考えてちょうどいい量です。
そしておむつは消耗品なので、帰りはおむつを入れていた場所がお土産スペースになります。
しかもハワイでおむつを買おうとすると、少量で売っているのをあまり見かけないのです。
・・・が、この前たまたまドン・キホーテでパンパースの2枚入りなるものを発見。
試しに買ってみました。
日本でいうところの「極上の肌触り」レベルの商品と思われます。
その使用感は別の記事でご紹介します。
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【日焼け止め】
ハワイにはたくさんの種類の日焼け止めが売っていて、ベビー用ももちろんありますが、海外のものが肌に合わない人もいますよね。
いちいち成分表とにらめっこしたりインターネット検索するのも手間なので、我が家では日頃使っていたり気になる商品がハワイにない限りはハワイで購入しません。
【ビーチマット、ゴザ】
これが一番「現地で買って、現地に捨ててきたらいいもの」として色んな記事で挙げられていますよね。
大人だけだったら、それでもいいかもしれませんが、子連れだと話はちょっと変わってきます。
ビーチでは日差しを避けるものがあるかないかで滞在時間が大きく変わってきます!
というわけで、初回こそ乳児でそんなにビーチにいなかったから、持って行かなかったものの、1歳になって砂遊びが活発になってからは折り畳みテントを持って行くようになりました。
これがかなり便利!
開くのもしまうのもあっという間だし、風は入れるのにUVカットまでしてくれます。
この手のテントは最近沢山ネットなどで売っていますが、大事なのは収納時のサイズ!
どうもスーツケースに収まらないサイズか、テントとして家族で使うには小さいよ、というサイズが多く売っていますので注意した方が良いです。
【浮き輪】
これはいろんなお店で見ましたが、意見が分かれるところになりそうです。
ターゲットなどのスーパーでも足を入れる穴がついているタイプの幼児向け浮き輪が5~10ドルで販売していますが、我が家では日本から持って行っていました。
2歳前まではお風呂で使っていたスイマーバ(6か月以降から使用できる、胴体につけるタイプ)を使っており、折り畳み収納も問題なく快適だったので、買う必要がなかったというのが大きな理由です。
2歳を過ぎて、酷使したスイマーバの安全ベルトが切れてしまった時も、楽天でベストタイプの浮き輪を購入。
安全面も問題なく、498円!安い!
ちなみに、ビーチでインスタ映え写真を狙ったママが、ベビーを屋根つきの浮き輪で浮かせて写真を撮ろうとしていた場面に遭遇したのですが、風が強いことも多いハワイのビーチではすぐに転覆してしまい、大変なことになっていました。
(写真を撮るために少し離れた場所にいたので助けるのに時間がかかってベビー大泣き;)
日差しを遮るアイテムとして屋根付き浮き輪は選ばない方がよさそうです。
しかしどんな浮き輪を選んでも、保護者が常に浮き輪を掴んでいることが乳幼児には大切です。
【離乳食】
アメリカの離乳食は、流動食のようなものが多く売っています。
そして「出汁」の味に馴染みができてしまった日本人にはなかなか受け入れにくい味をしているおかず系離乳食も多くあると聞きます。
実際、JALのホノルル発便でいただいた離乳食がGerber(ガーバー)のターキー&ピース(豆!)だったのですが、大人の私が試食して飲み込めない味だったので、娘の口に運ぶことはなく・・・。
ターキーも豆も食べたことあるのに、それらが混ざった離乳食は、今まで食べたことのないような味がしました;
果物系のものだったら違ってくるのでしょうが、果物ばかり食べさせるわけにもいかないので、日本から持って行ったほうがよさそうです。
「肉類、卵が含まれていないか」だけはしっかり確認して準備してくださいね。
含まれていると空港で没収されてしまいます!
1個だけ例外なのがGerberのライスシリアル。
これは日本人からも評判がいいです。
粉末を母乳かミルクで溶かすだけで栄養満点のお粥が作れる!
味もミルク寄りなので子どもも食べる!・・・という評判です。
うちの娘が0歳の時は、この存在を知らなかったので試せておらず、実感と共に詳細をお伝えできないので、現地調達品には入れませんでした。
気になる方はスーパーで簡単に見つかりますので、試してみてください。
(私は知ってたら絶対試してた・・・!)
3.まとめ
- ベビー用品で現地調達でも問題ないものは、水、ジュース、スナック類、おしりふき、アルコール除菌。
- ベビーと一緒の旅行で現地調達をお薦めしないのは、ベビーカー、おむつ、ビーチマット(ゴザ)、離乳食
- 浮き輪はお好みと需要に応じて、現地調達もできる。
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